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新河岸川を歩こう!new

7日目 南畑橋から第2新河岸橋まで

今日は、東武東上線鶴瀬駅から歩きます。クリックすると大きくなる画像もあります。

諏訪神社 諏訪神社

鶴瀬駅前から国道254号線まで真っ直ぐに道が伸びています。谷津の森公園をすぎて暫く歩くと、森が見えて来ます。

諏訪神社(地図A)は、古代人の住居跡の中に建立された神社で、創立年代は不明ですが、ご神木のケヤキからかなり古いと推察できるようです。祭神は建御名方命。境内社は、八雲神社、八幡神社。

氷川神社 氷川神社

すぐ向かいに富士見諏訪ノ氷川神社(地図B)もあります。

こちらも古代人の住居跡の中に建立された神社で、創立年代は不明です。祭神は素戔嗚命。境内社は、稲荷神社、神明神社、北野神社、雷電神社。

どちらの神社も宮司さんは「加治」さんです!よくみると、近くの家の表札には、「加治」さんや「金子」さんがずらり。

そして、富士見市水子貝塚資料館の資料によると、このあたりは「黒貝戸遺跡」と呼ばれ、8世紀の住居跡からフイゴの羽口が見つかっているそうです。

こんな場所に建つ「諏訪神社」は、やはり金属に関係しているのでしょうか。。

氷川神社氷川神社

神社の脇を谷におりてゆくと、湧水があり、弁天社(地図C)が祭られています。この中には人頭蛇身像が祭られているそうです。

氷川神社氷川神社

地層の間からかなりの勢いで水が湧いており、雲居の滝と呼ばれています。ここから少し下流までは、武蔵野の森の姿が残っています。

瑠璃光寺鍛冶

諏訪神社と氷川神社の間の坂を下りてゆくと、天台宗寶瀧山延命院瑠璃光寺(地図D)があります。安元二年(1176)開山、ご本尊は薬師如来。先ほどの氷川神社の別当寺でもありました。推定樹齢500年のカヤの古木もあります。

なんか凄い名前ですね。瑠璃が光る寺。。

近くには長屋門のある加治家と、稲荷社があります。

南畑橋JA

南畑橋(地図E)から新河岸川を遡ります。この周辺には赤と黒に塗り分けられたお稲荷様が多数お祭りされています。

道場稲荷社小豆沢神社

上南畑字道場の稲荷神社(地図F)には、石祠がいくつかあり、人?、金刀神?、山上宮、神明宮、愛宕山大権現、第六天王などが祭られています。

道場稲荷社道場稲荷社

人は柿本人麻呂??

金刀??

謎ですね~

道場稲荷社道場稲荷社

ここからは、埼玉新都心や奥武蔵の山並みも良く見えました。

砂川堀砂川堀

砂川掘合流点(地図G)です。製鉄遺跡満載の砂川掘は、別の機会に歩きます。

稲荷社赤土の田

閻魔堂や稲荷神社を見ながら阿蘇神社に向かう途中、赤土の田を発見(地図H)。ここは製鉄遺跡を河岸に持つ砂川堀と新河岸川の合流点にも近い場所です。砂鉄が混じっているのでしょうか?他ではこんなに錆びたような土色は見ませんでした。

阿蘇神社阿蘇神社

新伊佐島橋のそばに阿蘇神社(地図I)はあります。創立年代は不明です。祭神は阿蘇比女命、合祭神は素盞鳴命、菅原道真公、大日靈尊、宇迦御魂命、市杵島命。境内社は、八坂社、山神社、子安社、疱瘡社、稲荷社、琴平社。ご本宮は熊本県阿蘇市にある、式内社、肥後国一宮だそうです。

そういえば、下南畑八幡神社にも阿蘇姫命が祭られていました。なぜ、ここに「阿蘇」が出てくるのでしょうか。それも本宮の主祭神である健磐龍命でなく妃神の阿蘇姫命??

伊佐島橋新伊佐島橋

新伊佐島橋(地図J)で、新河岸川の旧河道を見る事ができます。ビオトープとして保護されているようです。

天満宮天満宮

現新河岸川と旧新河岸川の間の田んぼをゆくと、天満宮(地図K)があります。創立年代は不明ですが、伝承によれば戦国時代に後北条家の家臣の富永善左衛門が館の鬼門守護に勧請したと言われています。

天満宮第一新河岸橋

境内には、猿田彦大神、三猿塔、力石がありました。

おお、鍛冶神といわれる猿田彦様です!

金子街道 地図
金子街道橋金子街道橋

そしてびん沼河と新河岸川を繋ぐ新河岸川放水路付近には金子街道という地名も残っています。金子街道橋(地図L)もあります。

陸道稲荷社大杉神社

新河岸放水路と新河岸川合流付近の少し手前に、福岡橋と、大杉神社(地図M)があります。1878年(明治11年)に新河岸川の舟運に従事した人々が、船の安全を願って創建されました。2011年に旧社を取り壊し、新しくなりました。祭神は大物主大神。

船頭さんや達は、天狗様のお面を奉納したそうです。天狗!?さっきの天満宮の猿田彦様と繋がりますね~

陸道稲荷社陸道稲荷社

新河岸放水路と新河岸川合流付近に、陸道稲荷神社(地図N)があります。創立年代は不明です。祭神は宇迦之御魂神。境内社は、神明神社・天神社・春日神社・疱瘡神社・雷神社・八雲神社・御嶽神社。

新編武蔵風土記稿によると、すぐ傍を鎌倉街道が通っているので、陸道稲荷神社と呼ばれているそうです。でも、六道と近いですよね。。。

狛犬の位置にある、この火の紋(焔宝珠?)が書かれたものは、いったいどんな意味があるのでしょう??

陸道稲荷難波田城

近くの農家の庭先には月と日の模様の入った稲荷社があります。

そしてタタラ伝説の地には必ずあると言われる薬師堂も新河岸川の堤防のすぐ脇に。

そういえば、新盛橋の看板に、「川越市渋井付近では鉄分の多い川という意味で渋川と呼ばれていた」と書かれていましたね~。不思議な場所だ。

新河岸川放水路第二新河岸橋

新河岸川放水路との合流をすぎると、第二新河岸橋です。(地図O)

今日も新河岸川歩きはここまでです。金属の符牒いっぱいの1日でした。

今日歩いたところ
参考資料
  • 国土地理院 電子国土WEB 地形図
  • 「文字 鉄 仏教」水子貝塚資料館平成18年度企画展解説図録
  • 「大江戸魔法陣」加門七海 著 集英社文庫
  • 「黄金結界」 加門七海 著 河出書房新社
  • 「鉄の民族史」窪田蔵郎 著 雄山閣
  • 「鉄から読む日本の歴史」窪田蔵郎 著 講談社学術文庫
  • 「蛇 日本の蛇信仰」吉田裕子 著 講談社学術文庫
  • 「靑銅の神の足跡」 谷川健一 著 小学館ライブラリー
おまけ 新伊佐島橋でお会いしたにゃんこ様
にゃんこ

更新 2015/05/31